ご挨拶

 当社は、「常に堅実と誠実を旨として経営にあたり、人間としての礼儀作法を遵守して業務に精励し、社会、社員、株主、お客様に満足してもらえる企業をめざし、永遠に存続し発展できるように自分達で築いていくこと」を企業理念に、明治40年小樽市場株式会社として創業以来、食料品、酒類の総合卸売業を営み、消費者の食文化の向上に努めて参りました。
北海道は人口減少と少子高齢化、そして流通業界の再編と寡占化が全国よりも先行して進んでおります。
更にコロナ禍がもたらした生活環境の変化は、日々我々が口にする食料品の購入手段でさえもリアル(実店舗)からEC、宅配へとシフトさせ、今後はリアルとの融合という新たなステージへとその展開は更に加速していきます。この大きな社会環境の変化から新たなイノベーションが起きる一方で変化に対応出来ない事業は取り残され淘汰されていくでしょう。
 我々スハラ食品は「時代の変化」に常に対応し社業を発展させてきた歴史を持ちますが、それに驕る事なく常に「新たな時代の流れ」を掴み迅速に対応して参ります。
伊藤忠食品グループの一員としてそのシナジーを最大限に活用し、道内のお取引先様へ豊かで安定した食と情報の提供を行うだけでなく、道内の魅力ある食材の発掘、開発を行い本州や海外へ発信し続ける事で北海道経済の発展に貢献して参ります。
 また多様化する社会情勢の中、企業に対する社会的責任は日々高まっております。全社員が法令を遵守し事業活動を遂行する事が社会的責務であるという認識の下、親会社である伊藤忠食品と同等レベルの研修を通してコンプライアンスへの意識を高め企業価値向上に努めて参ります。
 お取引先様から信頼される企業であり続けられるよう創業以来の「変化への対応」を徹底し、社員一丸となり今後も北海道にこだわり、北海道に密着した社業に邁進して参ります。